沙耶の唄～此れなんでエロゲにしたんだよ～

タイトルどおりです。


ニトロプラスから発売された、「沙耶の唄」
ニトロプラスだから無論エロゲです。
エロゲです。



でも正直に言っていい？




…此れでヌけた人は頭大丈夫…？
（かなり全力で失礼。）
まぁ、女だからなんつうか信じられねぇよママン、此れエロゲなのかよって思ったんですけどね…。
まぁ、そういう趣味の人もいるし、普通にヒロイン可愛い…し…ね…。


純愛で有名ですが、それはわかる気がします。
追記にネタバレあり、つうかばっか。
あと腐ってる女子なので少々注意。
…こんな純愛ゲームに腐を混ぜんなよ…。

てなわけで、
カルネヴァーレをアンナルートクリアし、他の残り二人をクリアしようと思いましたが。
片方はビッチだしもう片方はなんか…嫌いです…（顔も性格も好みなんだが…！！）なキャラだったのでヤル気が失せてました。

なのでニトロで人気が未だ高い「沙耶の唄」に手を出すことに。
パッケージを見る限り（あとlamentoやカルネヴァーレについてたカタログみたいなの）なんかよくわからんけど、主人公の脳味噌が病んで、そこで可愛い子に会って、いろいろおかしくなるゲームなのかなぁ、「世界を侵す恋」ってのは、精神世界のこと？（主人公の）…と、思っておりました。


マジで世界を侵す恋でした。
ちょっ…！！！

まぁいろいろネタバレサイトを事前にめぐってみれば。
「グロモザイクフィルタ」やら、「カニバリズム」とか、…あれ、此れ、エロゲ…よね？
とか勘違いしそうになる言葉ばかり並んでおりました。
まぁそんな言葉の並びやデモムービーで興奮した私。
早速ゲーム購入！（なんか新品同然だったんですけど！！高い！！）
起動！スタート！！




早速グロい！！！！！！！


はい、ここからネタバレ（？）ですが。
主人公である匂坂郁紀（さきさかふみのり、私の中では通称森川←なんでかは調べろ。）が交通事故で、両親を一気に失い、己も重体の身となります。
しかし病院最先端の技術で奇跡的に回復したフミノリ、いや森川（しつこい）が視力も回復させて目から包帯を取った時―――…その世界は、己の知る世界ではなかったのです。

白い病室は内臓にも似た肉がへばりつき。
己を看病していた医師達は見たこともないグロテスクな生き物。

それから次第に、五感が視力と同じように狂っていく主人公。
おいしいものも不味く感じ。
ヒトの声は全てヒトとは思えない醜い声。
世界は腐った様な酷い匂いで満たされている。

そしてその世界に精神も犯されていく主人公は自殺を決意する。
しかしある夜、目を覚ませば「ヒト」の形に見える、自分の父を探す少女、沙耶が居た―――…。


そして彼の狂気は次第に世界を侵食していく。


まぁ、物語はこんな感じですかね。
そして、
沙耶との出会い
↓
沙耶との同居
のステップを踏み。
ここら辺から友人関係もこじれていきやす。
まぁ親友は親友でも外見がグロ肉じゃあ普通の付き合いは無理でしょうねぇ。


で、ここからなんか狂気な世界になっていくんでやす。
まぁ手短にいうなら
「郁紀、おいしく食べれる食べ物を発見！！沙耶と一緒に食べれるぞわーい！」
とか、謎の物体（正体：元友人を沙耶が溶かしたりして食べやすくしたもの。）を食べたり。
「触手がオッサンに陵辱される！？」
とか新ジャンルを発見するありえないものを見たり。
「親友はいどまじんに転職した！」
とか。
「主人公、遂に触手（元友人）陵辱まで手を出した！！」
とか…。



ちなみに、私は阿呆なことばっか書いた所為で伝わらないかもしれませんが、
このゲームは「純愛」だと思いますよ。
「純粋な狂気」って言葉もありますし。
沙耶は自分を愛してくれる唯一のヒトの為に一生懸命になったりしますし。
（その所為で一人と一家族犠牲になりましたが。）
郁紀は愛する彼女を守る為になら何でもやります。
（友人がいどまじんになりかけたりしましたが。）

ちなみにこのゲームはEDが三つあります。
私的に好きなEDは、主人公が元の感覚に戻るED。通称「病院ED」ですかね？
沙耶が本当に彼を愛していたんだなぁ…、とか、感覚が戻ったら沙耶も真実の姿に戻っちゃうけど、それでも主人公に幸せになってほしかったんだなぁ…とか感じることができます。

映像化してほしいEDは「開花ED」やもしれぬ。
美しいCGがでますが、此れ正常な人間が見たらどんな風に見えるんだろうか…、とか考えちゃうけどね。
ちなみに此れぞ「世界を侵す恋」だったぜ。

「BADEND」は、なんか此れもありだなぁとは感じてしまう。
ていうか此れが正常な人間から見たら当たり前なEDかな…とか。
いや、登場人物ほとんど頭おかしくなりますけど。
（このEDでは親友が境界線を越えちまいます、狂気の。）

ちなみに、登場キャラクター紹介でも。
（まったく真面目にしませんけど。あとちょいネタバレ？）

匂坂郁紀：生肉を何の工夫もなさずに食べれるようになった主人公。
　　　　　　
沙耶：触手受け陵辱という新境地を開拓した少女。

戸尾耕治（とのおこうじ）：主人公への友情が熱過ぎて、狂気の世界に足を踏み入れちゃった親　　　　　　　　　　　　　　　友。BADで唯一生き残る。私的には耕治→郁紀みたいな、主人公には気持ち悪い肉の塊にしか見えない親友に行き成り襲われてアッー！なことになってそこで沙耶が助けに来るけどなぜか行き成り３ｐ（ｒｙ）

高畠青海（たかはたおうみ）：ホラー映画の冒頭で死ぬカップル役みたいな。親友の一人。耕治の恋人。

津久葉瑤（つくばよう）：すごい…かわいそうです…。（総合的に）主人公に恋心を寄せており、主人公がおかしくなる前に告白してたが凄い勢いでフラれる。そのうえ嫉妬した沙耶におか（ｒｙ）
　　　　　　　　　　　　　
丹保涼子（たんぼりょうこ）：BADと開花EDで狂いレベルの度合いが違う。（多くは語らず）あとカッコいいんですけど、女医さん。


ぶっちゃけ主要キャラ（主人公とヒロイン）は語りすぎたらネタバレしすぎかな…？と思ったんで控えた。（既に前記でネタバレまくりですが何か？）
あと耕治の紹介文はほとんど妄想じゃねぇか。

総合的には短いゲームだったなぁ、とは思ったけど。
長くグダグダやるよりかはいいゲームに仕上がってるなぁと思ったんで良し、でも欲を欠くならもうちょっと長くしてほしかったかな…。CGは短いけれどもたくさんあったんでまんぞく！！

ちなみに私的には嫌悪を覚えるようなグロじゃあなかったっす。
まぁデッドライジングとか外国産グロゲームに慣れてるヒトには楽勝かもね。